屋久島 (白谷川沿い)
またまた再出発
今度は大丈夫 かなり二人からはブーイングがすごかったけど・・・
白谷広場を後にして白谷川沿いを歩いて行く。
目の前に大きな岩がそそり立っている。
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憩いの大岩>
屋久島は花崗岩(かこうがん)という岩で出来た島です。
目の前の大きなこの花崗岩を越えて歩いて行きます。
岩というと滑る印象が強いですが、屋久島の花崗岩は結晶構造が大きい為、あまり滑りません。
特に大きな正長石(せいちょうせき)の結晶を含んでいるのが、屋久島花崗岩の特徴となっています。
周りを見渡してみると、岩の上に土はほとんどなく木々は岩の上に直に根を張っていることがわかります。
大雨の時は、この憩いの大岩も滝のようになります。
歩き始めてすぐにこの絶壁を超えないと先に行けない・・・
ゆっくりと登り、また歩きだす
すると、岩と岩の間に滝がある。
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飛流おとし>
白谷広場から、10分で飛流おとしの滝です。
花崗岩の割れ目に沿って流れる、長さ50mの滝です。マイナスイオン たっぷりです!
遊歩道沿いには、大小さまざまな滝があります
かなり長い滝だなぁ~
こんなに綺麗な風景が10分歩いただけであるなんてすごい
本当に島が世界遺産の理由がかなり分る
でも、登山道がかなり整備されている、世界遺産と聞いてたからもう少し手つかずな登山道を歩くかと思ってたから残念
飛流おとしから5分吊り橋が見えて来た・・・
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さつき吊り橋>
実際は写真を細かく撮って来たから30分も掛ってしまった
先を急がなければ
さつき吊り橋を渡れば楠川歩道になる。一気に暗くなって湿度も高まった感じがする。
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楠川歩道>
花崗岩を敷いた楠川歩道は、今から400年前の江戸時代に作られたと言われています。
屋久島の花崗岩は滑りにくい岩なので、歩道に使うには良い岩です。
楠川歩道は、江戸時代ヤクスギを加工した板材(平木)を里へ運び出したメインルートで、近年まで小杉谷への最短コースだった為、非常に重要視されました。
この道を男衆がたくさんの平木を下ろし、女衆が食糧を運び込んだと言われています。
江戸時代の人に想いを馳せつつ歩いてみるのも一興ですよ。
周りの木もかなり生い茂って薄暗くなってきている。
木の根と石が敷き詰められた道。さっきまで見えていた空が、木々の間からのぞく程度になった。
森の中に入ったのだ
屋久島マップ
http://www.yksm.com/tizu/yakushima-map.htm
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